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トラワレのココロ Vol.1

どうも、彗星です。

今日でピッタリ試験一週間前。

数学を頑張らなきゃな。何ですか、複素数って。おいしいんですか?マズいですよねぇ?

……まぁ、頑張ります。

何で、アクセス解析をしたいんですが……

時間が開いたときにでも。


さて、本題に入りましょう。

とりあえず……



ナギ、誕生日おめでとう!



と、言う訳で誕生日記念SS【トラワレのココロ】第一話です。

ちなみにタイトルの意味は、特に無いです。


なんて言うか……いきなり重いです。














「ハヤテ………?」



12月3日。その日は、今年初めての雪が降っていた。



その日は私にとって、年に一度の大切な日。



……になるはずだった。



「嘘、だよな……?」



もう一度、私は目の前で拳を握りしめ震えるハヤテに訪ねた。



ハヤテはじっと俯いたまま何も応えず、時だけが過ぎていく。



「本当なんだな……」



無音の世界に、私の言葉だけが響いた。



その無言の肯定に、私は胸が張り裂けそうで。



「バカみたいだ……」



だから、私はそう呟いた。





【トラワレのココロ】





「出てけ!即刻!この屋敷から!出てってくれ!」



「ナギ!」



マリアの叫ぶ声が聞こえた。



ハヤテに、騙された。



その事実だけが頭の中を駆け回って感情が押さえきれない。



「今すぐ!さぁ、早く!」



「……………………」



「お前なんて……!」



……ハヤテなんて―――



「ハヤテなんて、大嫌いだ!」




バタン―――





ハヤテが屋敷から出ていくのと、私が叫ぶのは同時だった。



パチパチと、暖炉の炎が弾ける音が部屋に響く。



私の怒りの矛先はマリアにも向かった。



「マリアもマリアだ!知っているなら早くに言ってくれれば良かったんだ!だったら、こんなに悲しい思いをしなくて良かったのに……!」



「ナギ……!」



ハヤテが私を誘拐しようとしていたなんて、信じたくなかった。



「それだったら、最初から好きになんてなりたくなかった……!」





パシン―――





乾いた音が部屋に響いた。



それと同時に、私の頬を衝撃と痛みが襲う。



マリアの方を見ると、マリアも少し驚いた表情を浮かべていた。



「それは、他人の……ハヤテ君や私のせいですか?」



「……え?」



「あなたは何も悪くないんですか?自分の勘違いじゃあ、無いんですか?」



「………………」




「自分が間違いから逃げて、周りに当たってるだけじゃないんですか?確かに、言わなかった私にも非があります。けれど……」



……分かってた。



「けれど……」



「ハヤテ君は、悪くないんじゃないんですか?」



「分かってたさ!」



私の声が部屋に響いた。



分かってた。全て。



薄々、クリスマスイヴのハヤテの告白が愛の告白じゃないって……



けれど、壊れるのが怖かった。



今まで積み上げてきたハヤテと私の思い出が、絆が壊れるのが。



だから、気づかないフリをした。鈍感なハヤテにかこつけて、ずっと気づかないフリ。鈍感なフリをした。



―――けれど。



握りしめた拳に水が滴り落ちる。



「何て脆いんだろう……」



私とハヤテの絆はこの一年で知恵の輪のように固く、強くなっていたと思っていたのに。



実際は、もろく、壊れやすい、表面だけの装飾で彩られたあわれなガラス細工だったのだ。



「バカみたいだ……」



もう一度呟く。



人の夢と書いて儚い。



……私の願いは、絆は、脆く儚い幻想。



「ずっと、一緒に居たかったのに……」



水は、ポツポツと何滴も手の甲に落ち水たまりを作った。



「ずっと一緒って、約束したのに……」



ずっと一緒に居たかった。



「私は嘘つきだ……」



ハヤテの事は―――



―――大好き。



「だったら、やるべき事があるんじゃないですか?」



マリア静かに微笑みながらそう言った。



その顔は、どこか嬉しそうで、どこか寂しそうで。



「ハヤテの事……探してくる」



「……温かいスープでも作って待ってます」



私は、屋敷の外へと駆けだしていた。



雪が、私に当たって砕ける。



その絆が儚く、脆かったとしても―――



―――また、出会えばいいのだ。





  


SS目次はこちら。





・あとがき

今回から初まったあとがきのコーナー、通称あとがき。

何と言うか、振り返ります。


それでは、早速。


ハヤテを屋敷から追い出してしまったナギ。

そして自分の気持ちと向き合う訳ですが、マリアがその過程でナギの事を叩きますが……

マリアにとって、妹のような存在のナギはマリアの主で―――


と、言う感じに書きたかった場面でした。

ちなみに、最後の表情はナギの成長に対して……の感情の表れでした。

何て分かりにくいのでしょう。分かってくれた方は「コイツ下手だな」とお思い下さい。


次回は、町に出たナギに魔の手が忍び寄る……そんな話です。


それでは!



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[ 2009/12/03 22:45 ] SS ハヤテのごとくSS | TB(0) | CM(0)
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Author:彗星
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