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トラワレのココロ Vol.2

どうも、彗星です。

テスト前です。

爆死です。

……あ、そうそう。ここで重大なお知らせが。なんと……










PCが直りました!と言うか修理から帰ってきました!

これで窮屈な思いはしなくて済みます!

テストが終わったらいじり倒すので覚悟!



……それでは、【トラワレのココロ】2話目、お楽しみ下さい.












雪が、私の体に当たっては砕けて散った。



深い闇にハヤテの姿は無く、見えるのはチラチラと舞い煌めく雪の欠片だけ。



けれど、屋敷を出てからがむしゃらに走ってきた私の体は限界に近かった。



足がもつれ、鼓動が激しく胸をうち、視界が霞む。





―――グシャ





濡れた路面に足をとられて、盛大に地面に叩きつけられた。



「………ハヤテ」



そう、小さく呟く。



ふと手をかざすと雪が手の中に舞い降り、ジワッと溶けていった。



……私の想いが、こんなに簡単に溶けることが来るのだろうか。



……いや、ない。



けれど、ハヤテは?



ハヤテの気持ちは?



私の無責任な言葉で私の事を嫌いになったかもしれない。



……もともと、嫌いだったかもしれない。



いや、そんなの考えても仕方ない。



人の心は難しい。



だから全然分からない。



けれど、好きにもなるし、嫌いにもなる。



―――もう一度出逢えるなら。



もう一度やり直せるなら。



その時に、ハヤテに決めてもらえばいい。



どこから、だろう。



もう一度、出逢えるならそれはドコから始められるのだろう。



私と、ハヤテの物語が始まった場所。



私の足は、自然とある場所へと向かっていた。





「居ない……」



私とハヤテが出会った場所―――



負け犬公園の自販機の前。



そこに、ハヤテの姿は無い。



……当然だ。



どうして、もう一度出逢えるなんて思ったのだろう。



私は大嫌い、って言ったのに。



ハヤテがもう一度やり直したいなんて、思ってるはずなんか無いんだ。



それを、出会った時に……なんてカッコつけて。



「バカみたいだ……」



もう一度、呟いた。



「お嬢ちゃん、そりゃコッチの台詞だ」



男の声。それと同時に大きな手が私の鼻と口ふさぐ。



そのまま、抵抗する間もなく近くに止めてあった車の中に押し込まれた。



「な、何をするのだ!変態」



「変態結構。さぁ、お嬢ちゃん。家の電話番号を教えてもらおうか」



―――誘拐。



あの時と、同じだ。



物語がもう一度、やり直されているのならば。



登場人物が一人欠けたまま進もうとしている。



「だ、誰がおしえるか!このハゲ!」



私の中にあるプライドで、どうにか犯人に言葉を返す。



「は、ハゲ……」



「大丈夫。お前がハゲに分類される確率は40%位だ」



「おいお前ら、環境に悪いから喋るのを止めてくれ。ついでに人間を辞めてくれれば助かる」



「てめ……!」



「そう怒るな。辞めるのはお前一人で十分だ」



「だから、喋るなと言っておるだろう?それとも日本語が分からないのか?全く、これだからガ○ダムから何も学ばんバカどもは」



「全くだ」



「おめーはどっちの味方だ!」



私は言い合う誘拐犯の顔をじっと確認した。



誘拐犯は二人。



一人は背の低いちゃらい格好をした男。ニット帽にサングラスをかけ、趣味の悪いネックレスをしている。



もう一人は、背の高い如何にも頭の良さそうな知的な男。スーツに身を包み、アクセサリー類は一つも身につけていない。



「さて、電話番号でも聞こうか?」



「おい、電話番号を聞くなんて……コイツは三千院の次期当主だ。聞くだけ野暮ってモノだろう。これが電話番号だ」



「へへ……仕事が早くて助かるぜ」



メガネがバカに一枚の紙を手渡した。



私は……



何て無力なんだろう?



ハヤテが居ないと直ぐこの様だ。



「……おい、お前ら一つ願いがあるのだが?」



「何だ?助けを呼んでも無駄だぞ!」



「呼吸を止めてくれないか?環境が破壊されるからな。地球は大事にしろよ。後、ついでに私が不愉快だ」



私に出来るのは、プライドに任せて誘拐犯にダメ出しをするぐらい。



「お前……!ここで死にたいらしいな!」



ギラリと光る黒い銃口が私に向けられた。



―――ハヤテは来ない。



あんなにひどい言葉を投げつけたのだから。



私を助けてくれるモノは、何も……



「さぁ、死ね!クソガキ!」



ハヤテは、来ない。



不意に、涙が溢れ出した。



ハヤテ。ハヤテ。ハヤテ。ハヤテ―――




「ハヤテーーーーーー!!」





銃声が、夜の闇に響きわたった。





  

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・あとがき


今回は、ナギはハヤテを探し回ります。誘拐されます。

そんなお話です。

ナギの心情描写に力をいれたのですが、うまく伝わってるか心配なところです。


次回はナギがどうなったか―――

そんなお話です。






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[ 2009/12/05 23:23 ] SS ハヤテのごとくSS | TB(0) | CM(0)
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