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タイムスリップ ①


牧村さん誕生日記念【タイムスリップ】です。


ジャンルは・・・SF?


続きからどうぞ。




「「タイムマシン?」」



僕とヒナギクさんの声が動画研究部に響きわたった。



「うん♪」



牧村先生は満面の笑みで頷く。



そして、その横にはいつの間に作ったのか怪しげな機械が鎮座されていた。



タイムマシン―――



時を移動する機械。



……無い。あるわけ無い。



冷静に考えるんだ。確かに相対性理論を使えば未来になら行く事は可能だ。



けれどそれは理論上の話!



地球で行うにはエネルギーが足りないはず!



それに作成者が牧村さんだし!



タイムマシンなんてありえない!



「タイムマシンって……あのドラ○もんに出てくる時間を移動できる、って言うアレですか?」



ヒナギクさんが恐る恐る牧村さんに話しかけた。



「そうそう。ちょっと作ってみたんだよ♪」



「ノーベル物理学賞だ……」



ヒナギクさんは感慨深く呟いた。



「……それで、どうしたいんですか?僕達、先生を呼びにきたんですけど」



「時間を移動したくない?」



「は?」



牧村さんは唐突に呟いた。



そして、窓の外に視線を移す。



空は、雲に覆われていた。



「過去に犯した過ちを、正したいとは思わない?」



一瞬、アーたんの姿が頭をよぎった。



過去に犯した過ち―――



「あの……」



「昔、自分がやらなければいけなかった事を代わりにやりたいとは……思わない?」



「牧村さん……」



「と、言う訳でこのタイムマシンが本当に時を移動できるか、試してくれる?」



「は?」



これ、やっぱ爆発オチだ。



絶対爆発する流れ。



……しかし、どうする?



この場で爆発したらヒナギクさんを巻き込んでしまう!



それだけは避けないと……



「……良いですよ」



「ヒナギクさん!?」



「私、牧村さんの言っていた事は良く分かるの。だから……」


ヒナギクさんはそう言って顔を伏せた。



「……分かりました。何かあったら、僕が守りますから」



「じゃ、お二人様ご案内~」



そう言って、牧村さんは機械のスイッチを入れた。



爆発したら、ヒナギクさんをかばって―――



―――あれ?爆発しない……?



そう思った次の瞬間、目の前の風景がブレた。



どこかに引き込まれる感覚。



目の前にいる牧村さんの顔がグニャリと曲がって―――



―――そして、消えた。










―――空が青い。



窓から見える太陽が日差しを発しながら輝いていた。



「イタタタタ……」



どうやら、場所は普通に動画研究部みたいだ。



けれど、いつもよりどこか寂しい―――



と、言うか機具が少ない。



それに、空はとてつもない快晴だ。



さっきまで、空は雲で覆われていたはず。



そして、牧村さんも居ない。



……まさか。



本当にタイムスリップ?



「う……う~ん」



隣で倒れていたヒナギクさんが呻き声をあげた。



「あ、気付きましたか。ヒナギクさん」



「あ……ハヤテ君?ここは……?」



「動画研究部の部室です」



「ふぅん……って、いつもより随分ガランとしてるわね」



「はい……」



「……ホントにタイムスリップしてるんだったら確認しなきゃいけないし、取り敢えず外に出よう」



僕達はヒナギクさんの言葉で部室の外に出た。



……いつもと変わらない風景。



校庭では運動部が部活をし、桜並木を帰宅部が歩いている。



タイムスリップなんてしてないのか?



まさか、全部ドッキリ?



「おかしい……」



「え?」



ヒナギクさんが呟いた。



一体、どこが―――



「生徒の名前が分からない」



「……え?」



「私、全校生徒の顔と名前を覚えてるの。一人残らず。けど……今この辺にいる人達全員、名前が分からない」



……まさか、それって。



「……記憶喪失?」



ドカッ!



「ハヤテ君はどこまでバカなら気が済むの?」



「すみません……」



「つまり!ここは私たちの知らない世界―――未来か過去かは分からないけどタイムスリップした可能性が高いって事!」



タイムスリップ。



まさか、本当にあの機械がタイムマシンだったなんて……



「タイムパトロールは来ないんですかね?」



「……さぁ?とにかく、時計塔に行かない?あそこなら何か分かるかも知れないし」



「分かりました。……ところで、タイムスリップしてるならどうやって元の時代に帰ればいいんですか?」



「……さぁ?」



……爆発オチよりひどいかもしれない。



「まぁ、それも含めて生徒会室に行きましょう」



「生徒会室?」



妙に幼くて、けれど聞き覚えのある声が耳に届いた。



「関係者以外、立ち入り禁止ですよ」





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[ 2009/10/20 11:28 ] SS ハヤテのごとくSS | TB(0) | CM(0)
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