世界樹の名の下に

このブログは『ハヤテのごとく!』の水蓮寺ルカを全身全霊で応援します。
世界樹の名の下に TOP  >  スポンサー広告 >  SS  >  ハヤテのごとくSS >  潰れたザクロは誰のモノ?

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

潰れたザクロは誰のモノ?


どうも、彗星です。
気分転換に書いたSSをUPしとこうかと思います。


しかし、気分転換に書いたはずなのに何故か病みヒナ。

苦手な方はUターン推奨です。


【潰れたザクロは誰のモノ?】

ジャンル:病みヒナ?シリアス・・・かな?
登場人物:ヒナギク、ハヤテ

あなたは私のモノ。あなたは私のことだけを考えていれば良いの。


病みヒナを書いて気分転換する私。
一体、ドコに向かってるんだ・・・・・・


では、続きからどうぞ。






「ねぇ、今、何考えてる?」


午後12時。
私は携帯電話を手に口を開いた。


「え?明日の朝食の事を……」


バコッ!!

近くにあった机が音を立てて崩れ落ちた。
手に持つ携帯電話はミシミシと音を奏でる。


「何で……?」
「……え?」


怒りで声が震えた。


「何で、私のこと考えてないの……?」
「で、でも……」


山も海も空も土も私のモノ。
だから、あなたも私のモノ。
なぜ、それが分からない?
今あなたが考えている朝食は誰が食べる?

あの子だ。
私じゃない。

なぜ?
私はこんなにあなたを愛しているのに。
あの子はあなたを良いように使っているだけ。
そんな子に朝食なんて作らなくていい。
そんなの、あなたが不幸になるだけだというのに。


「ハヤテ君は、私の事だけを考えればいいの」


そう。だから、あなたは私のことだけを見て。私のことだけを考えていて。


「で、でも僕はお嬢様の執事なので……」


まただ。またその言葉。
誰も彼もナギナギナギナギナギナギナギナギ。
そんなにナギが大事?

執事だから。

そんな言い訳は聞き飽きた。
あなたは私のモノ。
私を見て。
私だけを見て。
他の人は視野にも入れないで。


「あの……そろそろお嬢様を就寝させなければならないのですが、良いですか?」


また。まただ。
なぜあなたは私のことを見ないの?
あの子のせい。
あなたを誑かしてだましているのはあの子のせい。

だったら、あの子がいなくなればいい。

あの子が居なくなればあなたは私のことを見てくれる。


「ナギの服を汚して」
「……え?」
「目障りなの」
「ヒナギクさん?」
「ナギを汚して。転ばして。それを見て笑いましょう?憎みましょう?」
「……どうしたんですか?今日のヒナギクさん、おかしいですよ?」


バキンッ!!

携帯電話が音を立てて、役に立たない冷たいガラクタに成り果てた。

あなたまで、私のことをおかしいというのね。
分かってる。
あなたのせいじゃないというのはちゃんと分かってるから。
全部、あの子のせい。
あの子が何もかもいけないの。

私は部屋を見渡して、あることを思いついた。


「そうだ。あの子をガラクタにしよう」


この壊れた携帯電話のように冷たく、何も喋らない体にしてしまえばいい。
大丈夫。
もうすぐ、あなたを助けてあげられる。
あの子は、ガラクタになるからね。

私は走り出しそうになる足を押さえつけ、キッチンへと向かった。





「……ヒナギクさん?」


生徒会室。
私とあなたの二人きり。もちろん、邪魔なあの子はいない。


「何?ハヤテ君?」
「用事って、あの?今日はお嬢様に早く帰ってこいと言われてるので……」
「ナギ?ナギね……。あは、あははははは!」


まただ。また。ナギナギナギ。今あの子はいない。
ここに居るのは私。そして、あなた。
なのに、この場に居なくてもあの子は邪魔してくるのね。

でも、まぁ、良いわ……
それも、今日で終わり。


「どうしたんですか?」


私の言葉にあなたは眉をひそめた。


「ナギはもう、居ないわ。今頃きっと、ガラクタになってる」
「……え?」
「私、あの子にジュースを送ったの。甘い甘い、特別なジュースを」


そう言って、私は近くのカゴに入っていたザクロを手に取った。
真っ赤に熟れたザクロ。食べ頃はもう、過ぎている。


「……まさか!」
「電話してももう遅いわ。きっと今頃、こんなになっているから」


私はザクロを放りあげた。
ザクロは放物線を描き、床に当たって砕け散る。
赤い赤い果汁は辺りに飛び散った。


「ヒナギクさん!」
「あなたは私だけのモノ。だからほら、邪魔者は消したじゃない。だから、あなたは私だけの事を考えていればいいの」


もうあの子は居ない。


「お祝いしましょう?別れの祝い。喜んで。私とずっと一緒に居て。……ね?」


私が手を伸ばすと、あなたはパシッと手を払いのけた。


「………るな!」
「え?」
「ふざけるな!お前は誰だ?ヒナギクさんはそんな事はしない!」
「……………………………………………………そう」


何故?あなたは私を拒む。
憎むべき相手は私が消した。
何故あの子ばかり気にかける?
何故私じゃない?
あなたは私のモノ。
私だけを見て。
私だけと喋って。
私だけを考えて。
あなたに許される存在は私だけ。

なのに、何故?
何故何故何故何故何故?


「あなたは私のモノ。私だけのモノ」


あなたを壊せばあなたは私のモノになる?私だけのモノになる?
そうだ。全てガラクタにしてしまえば私のモノになる。


「なんだ。簡単なことだった……」
「……何?」


ガラクタをどうしようと私の勝手。
壊せ。ガラクタにしたいなら壊せばいい。
携帯のように。
赤く潰れたザクロのように。
信じてくれないなら。あなたが私のことを拒絶するから。

だから。これはあなたのせい。


「じゃあね。ハヤテ君」


木刀。あなたの体を、肉を貫く木刀は剣先から血を滴らせる。
これであなたは私のモノ。
私だけのガラクタ。


「か……はっ……!!」


あなたは口から血を吐き出した。
それはまるで、赤い赤いザクロのよう。
ふと、足元へと視線を移した。

床に広がる潰れたザクロ。
壊したのは私。

だから。



潰れたザクロは、私のモノ―――










☆あとがき


すみません。ヒナギクが病んでます。文章は結構滅茶苦茶です。
構想なんて5分です。

大丈夫か?俺。








関連記事
スポンサーサイト
[ 2010/01/23 18:43 ] SS ハヤテのごとくSS | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

彗星

Author:彗星
ハヤテのごとく!のルカが最近可愛すぎて辛い管理人。
テイルズとハヤテのごとくが大好きです。それ関連の話を振りかけると飛びつきます。

このブログはハヤテのごとく!の水蓮寺ルカを応援するとともにSS・DWI等を公開していくブログです。

プレビューは畑先生のまんが家バックステージvol.316よりお借りしました。

SS目次はこちら。
SS制作表&ハヤテキャラ誕生日はこちら。

リンク・コメント・トラバフリーです。
相互リンンも募集してます。

何かありましたら、↓まで。
suisei_555☆yahoo.co.jp(お手数ですが、☆を@に変えて下さい)

FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
MHP3rd


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。