世界樹の名の下に

このブログは『ハヤテのごとく!』の水蓮寺ルカを全身全霊で応援します。
世界樹の名の下に TOP  >  スポンサー広告 >  SS  >  ハヤテのごとくSS >  永久に契りを交わし。 Vol.11

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

永久に契りを交わし。 Vol.11


どうも、彗星です。
今回は【永久に契りを交わし。】第11話!

私は多分家に居るんですが念のため。

それでは、続きからどうぞ!





「「チキチキ、『ハズバナ選手権』!!」」



夕飯も終わり、時計の針も9時を回った頃。



突然、美希ちゃんと理沙ちんがマイクを手にそう叫んだ。



「え~と、ハズバナ選手権?何なのかな?」



「よくぞ聞いてくれた!」



「『バズバナ選手権』。誰しも思い出す度に思わず顔が赤くなってしまう過去があるはず!」



「それを動画にして後生に伝えかつ後々ネタにしよう―――」



「行きましょう、皆さん。美味しいケーキがあるんですよ」





「―――と、愛歌さんが」





「愛歌さん!?」



美希ちゃんはスチャ、と携帯の画面を差し出した。





From 霞愛歌
Sub <ハズバナ選手権>

録画してね(はぁと)





……ごめん、愛歌さん。何やってるの?



「まぁ、本当はハヤ太君の¨ちょー恥ずかしい¨動画を公開予定だったんだが……」



「ハヤ太君にボコボコにされた挙げ句、特製『王水入り肉じゃが』を無理矢理食べさせられ現在マリアさんが延命措置を行っている虎鉄が後に回してくれと遺書に」



「ちょっと待って下さい。何ですか、僕の動画って」



「ハヤ太君、今日は無礼講だ」



「そうそう」



「……あの、何で僕の許可が無いんですか?」



何故だろう。何で誰も虎鉄くんの遺書について突っ込まないんだろう?



そして何でもう遺書を読んでるんだろう?



「で、ハズバナ選手権ってどうするのかな?」



「そうだな、普通にやってもつまらないから……サイコロを転がして喋る人を決めるか」



「そうね。それが良いんじゃない?」



「じゃ、こんな感じで……」



そう言って理沙ちんはキュッキュッ、とホワイトボードに数字と名前を書きだした。





1.綾崎ハヤテ
2.瀬川泉
3.桂ヒナギク
4.三千院ナギ
5.花菱美希
6.朝風理沙





「あれ?私は良いのかな?」



歩ちゃんがホワイトボードに自分の名前が無いのを見て首を傾げた。



「あぁ、愛歌さんが歩ちゃんは白皇の生徒じゃないし弱み―――恥ずかしい話を別に聞かなくても良いって」



「え?でも……」



「歩ちゃん。その幸運を今は噛みしめといた方が良いよ」



「歩。今に、絶望するわよ」



私とヒナちゃんの真剣な、そして悟ったような表情に歩ちゃんは思わず頷いた。



―――ただの。



本当に、ただ話すだけなら良かった。



別にイヤじゃないし、そこそこ楽しいと思う。



でも今回は違う。



美希ちゃんと理沙ちんの背後には、あの生徒会副会長¨霞愛歌¨が控えているのだ。



「じゃ、行くぞ」



そう言って、美希ちゃんはサイコロを投げた。



ピン、と張りつめた空気の中、サイコロはコロコロと回る。



「………1」



ナギちゃんが小さく呟いた。



「……あ、あれ?僕ですか?」



一回目。トップバッターになったのはハヤ太くんだった。



「あぁ。では早速言ってもらおうか」



「では、張り切ってどうぞ!!」



「では………あれは、多分8年ほど前の事なんですが―――」





~2時間後~





「―――実はそれ、アザラシじゃなくてドリアンだったんですよ」



ハヤ太くんは人生で15番目に恥ずかしい事を話し終えると、「ほぅ」と息を吐き出した。



「いや~、まさか15回連続で1が出るとはな。ハヤ太君はどれだけ運が無いんだ?」



「確率にして1/6の15乗だぞ?」



「……ホントに何もしてませんか?」



「いや、ハヤ太君。何度もサイコロを確認したじゃないか」



「じゃあ今度は僕が投げます」



そう言って、ハヤ太くんはサイコロを受け取とるとコロコロと転がした。



サイコロは容器の中でコロコロと音を立てる。



徐々に音が小さくなり……



……止まった。



出た目の数は。



「…………また、1」



いや、ハヤ太くん。



それは死亡フラグだよ。





~更に1時間後~





「真に残酷なのは、人間ではなく神様なのかもしれない……」



「……神よ。なぜこの若者にこんなにも試練を与えるのか」



美希ちゃんと理沙ちんは何かを悟り、慈愛に満ちた表情でハヤ太くんを見つめていた。



現在、ハヤ太くんは人生で28番目に恥ずかしかった出来事を話している。



今まで28回連続1。



確率にして1/6の28乗。



ここまで神が残酷だとは思わなかった。



「ふぁぁ~」



突如、ナギちゃんが大きな欠伸を繰り出した。



「あ、もう11時じゃない」



「い、いやいやいやいやいや!べ、別に子供みたいにもう眠くて欠伸が出た訳では―――ふわぁ~」



「ふむ、ナギ君もお眠みたいだし『ハズバナ選手権』はお開きとするか」



「だから―――ふわぁ~」



理沙ちんの言葉で私は立ち上がった。



―――のど渇いたな……



そう思って、私はお屋敷の外へと足を向けた。



「泉、どこ行くんだ?」



「ちょっと飲み物買ってくるね」



「りょーかい。迷子になるなよー」



「大丈夫だよ~」



星が、煌めいていた。





関連記事
スポンサーサイト
[ 2010/03/22 20:00 ] SS ハヤテのごとくSS | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

彗星

Author:彗星
ハヤテのごとく!のルカが最近可愛すぎて辛い管理人。
テイルズとハヤテのごとくが大好きです。それ関連の話を振りかけると飛びつきます。

このブログはハヤテのごとく!の水蓮寺ルカを応援するとともにSS・DWI等を公開していくブログです。

プレビューは畑先生のまんが家バックステージvol.316よりお借りしました。

SS目次はこちら。
SS制作表&ハヤテキャラ誕生日はこちら。

リンク・コメント・トラバフリーです。
相互リンンも募集してます。

何かありましたら、↓まで。
suisei_555☆yahoo.co.jp(お手数ですが、☆を@に変えて下さい)

FC2カウンター
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
MHP3rd


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。