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永久に契りを交わし。 Vol.13


どうも、彗星です。


修学旅行二日目。一番期待のUSJで一日遊び倒してきます。

楽しみですね~
ジェラシックパークとか・・・・・・

何にしろ、wktkですっ!!

では、続きから【永久に契りを交わし。】第13話です。

「ねぇ、ハヤ太くん。まだ?その素敵な所って」



「後ちょっとですよ」



ハヤ太くんと合流した後、ハヤ太くんに「少し散歩しませんか?」と言われて私は丘のようなものを登っていた。



近くに海があるのか、波の音も微かに聞こえてくる。



「そう言えば、ハヤテくんって呼んでくれないんですか?」



「ふぇ!?い、いや、その……言ってみては見たもののやっぱり恥ずかしいな~って思って……」



「そうですか……」



私の言葉でハヤ太くんはシュンと残念そうな表情になった。



何というか、ちょっと、って言うかかなり可愛いかも。



「ハヤ太くんはやっぱり、ハヤテくんって呼んでほしいの?」



「そ、そりゃそうですよ!幾ら名前の由来が残念だろうと僕の名前に変わりはないんですから!」



「……?名前の由来?」



「あ、いや、その……。僕の両親がハヤテ、って名前を付けた理由ってのが『借金取りからハヤテのごとく逃げられるように……』って」



「………………」



「ヒドい話ですよね~」



「……あ、うん。そう、だね……」



何だろう?自分の父親がスゴいマトモな人に見えてきたのは気のせいかな……?



って言うか、ハヤ太くんが今まで生きてこれたのが奇跡な気がしてきたよ……



「そう言えば僕達、高3ですけど、泉さんは将来とか考えてるんですか?」



「ふぇ?う~ん、とりあえず、大学に行くかな?どっか私でも入れそうな。……ハヤ太くんは?」



「僕ですか?……僕は、多分大学には行かないと思います。これ以上お嬢様に迷惑をかけるわけにはいきませんし」



「じゃあ、執事の仕事に専念するの?」



「そうですね。借金もありますし」



「そっか~。じゃあ、あんま会えなくなっちゃうね」



「ははは。休みぐらいは取りますよ。……ところで、泉さんは将来の夢とか無いんですか?」



「え?いや、その……」



「何ですか?あ、ケーキ屋さんですね?それかお花屋さん」



「それは私を子供か何かと思っているのかな?」



「え!?い、いや、似合ってると思ったんですが……。でも、考えてみると泉さんつまみ食いしそうですよね」



「やっぱバカにしてる?」



「ははは……。あ、着きましたよ、泉さん」



私はハヤ太くんの言葉に前を向いた。



「………うわぁ」



思わず、声が洩れた。



そこには、さっき見た星空とは比べものにならない程の星空が広がっていた。



目の前に広がる星、星、星……



幾百、幾千、幾万の星が瞬き、煌めく。



風が吹き、大地が騒ぐ。



「……何で、私なの?」



気づいたら、口が動いていた。



「え?」



「何で、ヒナちゃんでも、ナギちゃんでも、歩ちゃんでもなくて、私なの?何で、ハヤ太くんは私を選んでくれたの?こんなキレイな星空を見せてくれるの?」



静かに、ハヤ太くんに問いかける。



言うならば、私は目の前に広がる星空のうちのたった1個の六等星。



他の3人は、自ら光る一等星なのに……。



ハヤ太くんが私を選んでくれた時はスゴい嬉しかった。



けど……



「好きだから」



「え?」



「僕が泉さんの事を好きだから。それじゃ、ダメですか?」



「で、でも……」



「気づいたら泉さんと出会っていて、気づいたら泉さんに惹かれていて、気づいたら泉さんを好きになっていて、ずっと一緒に居たくなっていた。……それじゃ、ダメですか?」



ハヤ太くんは私の目をじっと見つめて、そう言った。



「ダメじゃない。ダメじゃないけど……けど、それじゃ、不安なの!気づいたらハヤ太くんが居なくなってるんじゃ無いか……って不安なの!」



「大丈夫です。僕は居なくなりません」



「だけど!」



「約束します!僕達はずっと一緒だって!何があっても……例え日本が、地球が滅亡したって僕は泉さんの側にいるって!」



「……でも!―――ん!!」



一瞬、何があったか分からなかった。



私の言葉を遮るようにハヤ太くんが近づいてきたと思った次の瞬間には、自分の唇に柔らかい感触が当たっていて。



いつの間にか、広がっていた不安は無くなっていた。



何分か、何秒か、はたまた何時間か。



ハヤテくんの唇は、静かに私から離れていく。



「……お嫁さんなの。私の夢」



私の言葉に、ハヤテくんは静かに頷いた。



そして、口を開く。



「……僕が、叶えます。泉さんの夢」



「……うん」



―――あぁ、そっか。



ハヤテくんは、空なんだ。



だから、こんなに安心するんだ……。



私は、空を見上げる。





「僕達はずっと、一緒です」





空は、そう呟いた。





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[ 2010/03/24 21:00 ] SS ハヤテのごとくSS | TB(0) | CM(0)
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